開店プレイベント
「昔の所沢・昔の井筒屋 −お話聞く会




1月8日(土) 開店プレイベント「昔の所沢・昔の井筒屋−お話聞く会」が行われ、約100名の方が集まりました。



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井筒屋町造商店には格子戸が入り、15日の開店に向けて工事も急ピッチです。道行く人たちは掲示板や中のようすを覗いていきます。

 
  新聞で報道されたこともあったか、「お話聞く会」には約100名の参加者があり、井筒屋町造商店の土間だけでは入りきれず、奥の八畳間もいっぱいになりました。


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「お話聞く会」は、宮本さんと髭爺こと三上さんの対談で始まりました。
おふたりの出会いのきっかけは、中央公民館主催の講習会に三上さんが参加したときの講師が宮本さんだったのだそうです。(参加者に配布されたマップはこのときに作られたものです。) 西武ライオンズとともに引っ越してきた宮本さんは、気取りのない所沢の織物やまちの人に惹かれたそうです。
  本日の主役、野口タマさん(左)と高山愛子さん(右)は大の仲良し
野口タマさん:大正8年、日吉町のお生まれで、所沢陸軍飛行学校にタイピストとしてお勤めされ、戦後、若松屋(果物屋)に嫁がれました。
高山愛子さん:大正10年生まれ、寿町の神田薬局のおばあちゃんです。
銀座通りにあった井戸の話、飛行場で飛行船や滑空を見たことなどをよく覚えておられます。

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「俺にも話しさせてくれぃ。90何年生きてると、話すことがたくさんあって忘れちゃうんだよ。話し相手もみんな死んじゃうし・・・・・・・飛行場?昔ははらっぱだったんだよ。」と飛び入りのおじいさん91歳。   再び宮本さん、今度は「所沢飛白(かすり)」のおはなし。 所沢飛白は単純な柄ですが、丈夫で安い庶民の味方として人気があったのだそうです。
おばあちゃんたち曰く、「進行役の荒川さんが着ているものは男の子が着ていた柄で、おばさんが大柄のもの着ると変な目でみられちゃうのよ」。


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井筒屋町造商店の建物の持ち主である秋田さんと、建物の調査や今回の改修にたずさわった大平(おおだいら)さんが、この建物の歴史などについて話してくださいました。   井筒屋町造商店の仕掛け人、市商工労政課の青木さんからは、これからの井筒屋町造商店と中心市街地活性化への期待が熱く語られました。



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