田口和子展「手織り木綿を楽しむ」
       〜作って楽しむ 使って楽しむ〜







作って楽しむ
 
 「砂川堀春景」満開のしだれ桜を彷彿させる穏やかな優しい着物。ふと袖を通したくなってしまうような作品です。
 
 「琉球絣風」「なつころも」様々な織り方の作品が並びます。どの作品の色使いにも繊細な綿織りものならではのぬくもりが感じられます。
 
綿花を育て、紡いで、染めて、糸ができあがります。言葉では言い表せない「色」を持つ糸です。
 
田口さんは所沢飛白の復元もされています。所沢飛白勉強会の活動日に山口民俗資料館にて。
 
糸紡ぎの道具です。実際に触れて、触って紡いでみてください。と、スタッフの方が親切に紡ぎ方を説明してくださいます。
 
丁寧な指導の元、初体験の方も、男性の方も、簡単にこのミニ織機で機織り体験ができます。
 
使って楽しむ
 手織工房「縷(る)」はたおり教室の生徒さんの作品。柔らかな暖かみのある色調が見るものの心を和ませてくれるようです。
 
 生徒さんの作品。コースターと菓子皿・・・同じみかんでもこうやって頂けば格別のおもてなしになります。
 
      
店内のあちらこちらに自然の草花や綿花が飾られてあります。中央の作品は田口さんが実際に着られている衣類です。
あたりが暗くなると…
あたりが暗くなってくると、足元に明かりを灯し、まるで滑走路の誘導灯のように店内へお客様をご案内しています。
照明を落とした店内に田口さんの作品が浮かび上がります。店の前を通る皆さんも、思わず足を止められています。
 



Copyright (c) 野老澤町造商店 All Rights Reserved.