野老澤町造商店の活動


所沢の上空を翔んだ 〜絵葉書に見る黎明期の飛行機達〜 平成21(2009)年4月10日(金)〜4月22日(水)


所沢にまだ陸軍の飛行場があったころ、町には「並木商店」という絵葉書専門店がありました。

絵葉書…
それはひとつの作品としても十分に美しいものなのに、そこに描かれている「機体」の美しさ…
改めて「飛行機」への限りない憧れを感じてしまいます。

今回の展示では現存する当時の絵葉書やそのコピー、
また日本航空機製造で造られたYS-11機の珍しい製作中の写真や、BOEINGなどの絵葉書もご覧いただきました。


資料協力 : 帆足 孝治氏 ・ 加藤 寛之氏 ・ 山畑 寿雄氏 ・ 所沢市文化財保護課 ほか



〜 記念講演会(於:ふらっと) 〜
4月12日(日)14:00〜

 
 「日本の航空機産業の現況」
    講師 : 航空ジャーナリスト協会 副会長
          イカロス出版株式会社取締役相談役  帆足 孝治氏
4月19日(日)14:00〜
 
 「所沢の飛行船」
    講師 : 所沢航空資料を収集する会 副会長  田中 昭重氏





YS-11の絵・・・帆足さんの作品です。
マークは懐かしい全日空の社章「ダビンチのヘリコプター」


航空公園駅前にある「YS-11」機の模型
エア・ニッポンの機体番号は駅前の実機と同じものです。
昭和42年
三菱重工名古屋航空機製作所 小牧工場
第三格納庫で製造されているYS-11の珍しい写真


同じく 小牧工場で撮影されたもの
絵葉書の元となった写真は、
「喜多川写真館」のものだったそうです。
その写真に彩色を施すのですが、
背景まで書き加えられてしまうと、
いったいここがどこの飛行場なのか??
わからなくなることもあるそうです。


   
期間中、二回の記念「講演会」をふらっとにて開催しました。
写真は第一回目のものです。
講師は航空シャーナリスフクト協会副会長  帆足 孝治氏


向かって左が 帆足孝治氏。
ひげ爺をはさんで右側が
「所沢航空資料を収集する会」 副会長 田中 昭重氏
懐かしいのは飛行機なのか?絵葉書なのか?
それとも・・・それぞれの方のお話はまちぞうスタッフにも
思わぬ展開になることもあるのです。
こちらはYS-11コーナー。
「古い絵葉書の飛行機から、
すぐにこんな新しい飛行機になってしまって・・・
間の時代の飛行機の写真ははないの?」
という子供の質問に・・・
「間の時代かぁ。間の時代、日本は戦争だったんだよ」
「そうなんだ・・・」







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