  
            大正時代半ば、第一次世界大戦による経済不況や、 
            他の織物産地が力織機を導入して大量生産を進めていたため、 
            所沢の織物産業はかげりが見えはじめていました。 
            そうした中で、平岡徳次郎商店を中心に結成された湖月会が 
            新製品の開発を進め、「湖月縮」は生まれました。 | 
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      1階土間部分には、所沢織物文化研究会作成の「湖月縮」の解説パネルが展示してあります。当時CM用に作られた「所沢小唄」(永井白●作詞、中山晋平作曲 ●はさんずいに眉)を新たに録音したCDと、CD発売記念のTシャツも販売しています。 
         
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      綿のもの、絹綿混交のものがあり、肌ざわりがよく、着くずれしない製品で人気があったそうです。 
       
      右の写真は、現在残っている「湖月縮」の端切れです。 
      このように、色や柄も大胆なものでした。ただし、これらは関西向けの商品だそうです。 
             
             
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      湖月会は、製品もさることながら宣伝に力を入れました。当時流行りの女優さんをポスターのモデルに起用したり、挿絵画家竹久夢二に絵葉書の絵を依頼しました。 
             
             
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      所沢が織物のまちとして賑わっていた頃の写真も展示してあります。 
      今では、どれも残っていませんが、これらの写真から当時のまちの姿を想像してみてください。 
       
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      越阪部三郎先生のおはなし会(第1回)  
      13日には、織物文化研究会会長の越阪部三郎先生が『所沢小唄と湖月縮』のおはなしをしてくださいました。 
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      約40名の方が集まったおはなし会では、越阪部先生のユーモアあふれるお話で、会場は笑いにつつまれていました。 
 
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      第2回は16日11時「湖月縮の技と秘伝」、第3回は20日13時「所沢織物の栄枯盛衰」、第4回は23日11時「三八の市と焼き団子」が予定されています。 
             
             
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            大経ラッパ付英国製蓄音機で聞くSPレコードの世界 
       
      会期中の土日には、鈴木源太郎さんの協力により、 
            びっくりするほどの大きなラッパ付きの 
            英国製蓄音機(EMGXb)によるSPレコード演奏を行います。 
            お手持ちの眠っているSPレコードの演奏も受け付けます。 
             
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