夏のお祭り:お天王様と地口絵


2007年7月6日(金)〜18日(水)


地口絵 


有楽町のお天王様の夏祭り、ことしは7月14日(土)宵宮、15日(日)の予定でしたが、
台風の影響で、1週間延期され7月21日、22日の開催になりました。


地口絵 天王様 地口絵


お天王様

天王様(牛頭天王)は、疫病の神様で怖い神様ですが、それだけにご利益をもたらしてくれる神とも言われています。
市内では、有楽町、北秋津、安松、久米、下富、囃子などの各地で「天王様」の行事として、夏祭りが開催されています。
有楽町のお天王様は天王社とも呼ばれ、もともと薬王寺の境内に祀られていましたが、境内社となっていたことがありました。

宝暦年間(1750年代)疫病が浦町周辺に流行したため、土地の人々が悩み、
神輿を出して水でも掛ければ疫病も静まるであろうということで、この祭りが始まったと言い伝えられています。

宵宮の費には境内には幟は立てられ、神輿や四神剣が飾られ、
民謡踊りや市の文化財に指定されている山車が設置され、祭囃子で雰囲気を盛り上げています。
境内の入口野道端には、沢山の露天が並びます。


地口絵

地口とはだじゃれ、語呂合わせのあそびといった意味で、似口(にぐち)が転化したものと言われています。
この地口とそれにあわせた滑稽な絵(地口絵)を行灯にしたてたものが地口行灯です。地口絵の展示をしました。



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