JULEPS デビュー記念展
  「序章(プロローグ)への軌跡」


2007年12月7日(金)〜12月12日(水)


JULEPS展


 井筒屋町造商店がJULEPSと出会ったのは、井筒屋町造商店が開店した5月のことで、6月にミニコンサートをしていただきました。
 所沢を中心に、多くの人に元気や希望を与えてくれている若い彼等の足跡をふりかえるとともに、これからもすばらしい曲を歌い続けてほしい。私たちも彼等をずっと応援しているという思いを届けたくて、今回の展示を企画しました。
 所沢から「旅立つ」彼らへ、井筒屋町造商店から心からのエールを送ります。

JULEPS
 「ジュレップス」と読みます。
 松山(まっつん)・岡(おかちゃん)・有尾(ありおくん)の男性ヴォーカル3人と、紅一点 佐藤(めぐちゃん)の奏でる優しいピアノが特徴のピアノ&コーラスグループです。
 所沢市を中心に活動を続け、各種のイベントに参加。地道に、しかし着実にファンを開拓してきました。歌を聴いてくださる方に「幸せな時間を過ごしてもらう」ということが彼らのモットーです。
 ちなみに「JULEP」という言葉はカクテルの名前から取ったもので「苦い薬を飲んだ後の口直しの甘い飲み物」という意味だそうです。
 まっつんが、バーテンダーの経験から思いついた名前です。
JULEPS展チラシ
JULEPSからのメッセージ
ここにあるのは、JULEPSが開いてきた色々な扉の数々です。
扉を開いた瞬間は、JULEPSを応援してくださった方たちと、感動を分かち合った瞬間でもあります。
この陰には、人知れずの涙や、汗、笑顔、たくさんの感動がありました。
これからもファンの皆さんや地元の皆さんとともに、重い扉、窮屈な扉なども開いていきたいと思います。
13日、JULEPS主催の最後のコンサートが、所沢市民文化センターであります。
心を込めて歌います。
皆さん、是非いらしてください。
  JULEPS 松山 優太
JULEPS展1 JULEPS展2
JULEPS展3 JULEPS展4
JULEPS展5 JULEPS展6

めぐちゃんロングインタビュー  (H19.11.26 井筒屋町造商店にて)

今回の企画にあたり、JULEPSのみなさんにインタビューをさせていただきました。十分に展示に反映できなかった面もあります。めぐちゃんのインタビューの概要は次のような内容でしたが、あらためて、めぐちゃんファンになりました。

― JULEPSにとってめぐちゃんは、最後に参加したメンバーであり、唯一の女性であり、ボーカルでない唯一の存在でもあるわけだけど、誘われたときは、随分ためらったとか。
めぐちゃん 「誘われたときは、今より若くて、まだ遊びたかったっていうか。はじめは断ったんです。でも、3人がバイト先に来てくれて、歌を聴かせてくれて。そうそう、おかちゃんが、映画『ゴースト』の歌を歌ってくれた。あんまりうまいから『この人なんなんだ』と思ってびっくりしたのを覚えてる。それに、歌がうまいだけじゃなくて、3人の人柄がほわーんとしてて、つんけんとがっていないで、丸い感じがした。私もマイペースなので、この3人ならやっていけるかなと思った。それで、メンバーになったっていう感じ」

― それからの3年間で、JULEPSも変わってきたのかな。
めぐちゃん  「結成当時は幼かったけれど、いろいろ経験を積んで、考え方も大人になったと思う。それに、3年前より、メンバーのことをもっと好きになった。いい部分も悪い部分も見えてくるけど、悪い部分も見えた上でここまで続けてこれて、やってて良かったと思えるようになった。3人とも完璧すぎないところがあるけれど、そこがいい」

― JULEPSで活動してて、一番嬉しかったのは?
めぐちゃん 「ワルツのライブのときかな。全部で5回あった最後の回に、他の3人には知らせないで手紙を書いた。そうしたら、他のメンバーからも私に手紙を書いてくれていた。そんなこと全然知らなかったから、すごく感動した。ライブのときにびっくりして、涙が出て来て、もう泣きじゃくり」

― メジャーデビューを伝えられたときはどうだった?
めぐちゃん 「ミューズ月1コンサートの2回目(9月10日)のコンサートの前、最終チェックをしているときだった。うれしかった。本番で『旅立つ日』を演奏しているとき、泣かないように必死でこらえた」

― つらかったことは?
めぐちゃん 「練習とかでつらいことはなかったけど、活動していくのには、どうしても人間関係がつきまとってくる。4人もモチベーションがずっと同じで行けたらいいんだけど、へこむときもある。そんなときは、ちょっとつらかった」

― 紅一点だし。
めぐちゃん 「そういえば、肌が弱くて赤くなっちゃって、人目に出られなかったときはつらかった。まっつんに相談してなんとか乗り切った」

― 今は、手応えを感じている?
めぐちゃん 「毎月ミューズでコンサートをやっているんだけど、お客さんが増えてる。埋まるかなって心配だったけど、ファンの人が家族や友達に広めてくれて、足を運んでくれているというのがうれしい」

― 夢がかないつつある、みたいな感じかな。
めぐちゃん 「グループを結成したころ、いつか紅白に出られるかもなんて言われても、きっと信じられなかった。思ってないと夢は実現できないんじゃないかなって思う。プラス思考で考えようっていうか。私の夢は、ミュージックステーションの階段を下りたいっていうことだけど、それも思い続けていきたい。夢にたどり着くのにはいろいろな方法があると思うけど、絶対にできないということはないと思う。まっつんが、そういうことを示してくれた」

― デビューして、大きく変わったことは?
めぐちゃん 「メイクさんがいろいろやってくれる。人にしてもらうことってなかったから、それが一番変わったかな。今まで知らなかったメイクの仕方とかしてくれて、違う自分になっているような、本当の自分に近づいているような。メイクの本を買ったり、メイク自体に関心を持つようになった」

― ほかにはまってることは?
めぐちゃん 「岩盤浴。すごくよく行ってる」

― 今、一番したいことは?
めぐちゃん 「うーん、もう少しスリムになりたい」

― 尊敬している人は?
めぐちゃん 「久本雅美さん。きっと悩みもあるはずなのに、絶対に見せないで、まわりに元気を与えている。そういう女性は素敵だと思う」

― 所沢のいいところを一言で言えば?
めぐちゃん 「人が優しいとこかな」

― お気に入りの場所は?
めぐちゃん 「やっぱ井筒屋さんかな」

― ありがとうございます。ところで、初めて、井筒屋町造商店でコンサートをしたときはどう思った?
めぐちゃん 「演奏の途中で時計が鳴って、驚いたというか、おかしかった。井筒屋町造商店は、落ち着く感じ。雰囲気がやわらかいし、所沢にこんなところがあったのかと思った」

― 所沢に望むことってある?
めぐちゃん 「望むことっていうか、こんなことが出来たらっていうことだけど、駅前に小さなところでもいいから歌が歌える場所があったらって思う。小さなステージがあって、いろいろな人がそこで歌える。そんなことができたらいいなって思う」

― ファンの人たちからの質問がいくつか来ているので、お願いします。まず、初恋の思い出から。
めぐちゃん 「幼稚園のころだったかな。でも、それじゃあんまり幼すぎますよね。小学校に入ってからだと、2年間好きだった男の子がいた。結局、引っ越しちゃって、そのままになっちゃったけど」

― 好きな曲とかミュージシャンは?
めぐちゃん 「バラードが好き。JULEPSの曲でも、やっぱりバラードの方が落ち着く。よく聴くのは、aikoさんとか絢香さん」

― 昔見た番組で印象に残っているのは?
めぐちゃん 「101回目のプロポーズ」

― 宝くじで3億円当たったら何をしたい?
めぐちゃん「旅行したい。海外もいいけど、国内も全然行けてないから、まずはそっちかな。いろいろなところで、おいしいものを食べてリラックスしたい」

― 子どものころ、サンタクロースを信じていた?
めぐちゃん 「信じてました。サンタさん宛にみかんを置いておいたら、親が食べていた。あれはショックだったなあ」

― 今、一番やりたいことは?
めぐちゃん 「親孝行したいですね」

― 最後に、今考えていることがあったら教えてください。
めぐちゃん 「毎日を楽しく生きたいって思います。楽しいって言っても、面白おかしくとはちょっと違って、一日一日を大事にするっていうか、毎日、100%がんばりたいっていうか。その結果、楽しく過ごせると思う。今日できることは今日中にやっておく、みたいな。それから、心の優しい女性になりたいって思う。きれいな女性になりたいけれど、外見じゃなくて、内面がきれいになりたい。個人的な目標は、心のきれいな女性になることかな」



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